↑3年前に書いた自分のブログ
そうかぁ、もう3年も経っていたのですね…
慶秀さんの訃報に接したこの時
抑えきれない感情のまま、慶秀さんの弟さんと連絡を取り、ご実家にまで訪問した3年前…
あいにく、ご実家は留守で 失礼とは思いながらも、お供え物に手紙を添えて門の前に置いて帰りました。
時が経つにつれ、慶秀さんと昔からの友達でもない自分が、出過ぎた行動だったのでは…と迷いもありました。
しかし、昨年の10月に、慶秀さんのお母さんから丁寧なお手紙を頂きました。
手紙には、慶秀さんと関わりのあったミュージシャン達が慶秀さんの楽曲を唄うコンサートが行われることが書かれており、一度僕に会いたいと言う内容も添えられておりました。
とても行きたかったのですが、コンサートは日曜日のお昼…
お客さんのこと、スタッフのこと、売上げのことを考えると
「コンサートに行くし、休みを取らせてくれ」とは言えず、お母さんからのお誘いをお断りしました…。

季節が変わりましたが、一昨日ようやく慶秀さんのお母さんに会いに行くことが出来ました。
お母さんに会うまで、本当に行くべきなのか、すごく迷いがありました。
僕は、慶秀さんと関わったのは2~3年で、しかも月1回の喫茶店でのイベントで一緒に歌っただけで
お母さんにお伝えできるエピソードなんてたいしてありません…
しかし、お父さんもお母さんも とても優しく受け入れて下さいました。
僕もようやく慶秀さんに合掌することができ、お父さんお母さんとたくさんのお話ができました。
なんでだろ、初めて会った感じがしなかったです。
お母さんも僕と同じ感覚だったそうです。
僕も今、子供がいます。
子供がいなくなったことを想像するだけで、大きな絶望感が頭を過ぎります。
慶秀さん、やっぱり親より先に逝ったらあかんよ…
お母さん、すごく淋しそうでしたよ…
でもね、慶秀さんは歌を残したのです。
慶秀さんの歌は、今一人歩きをしています。
知人が唄うのはもちろん、慶秀さんを知らない人まで唄われているそうです。
「慶秀さんの歌を唄いたい」と問い合わせもあって、他人が唄う慶秀さんの歌がネットラジオでも流れました。
この世に『歌』という足跡を残した慶秀さんは素晴らしいと思います。
生きた証しですよね。
改めて、音楽の凄さを実感しました。
音楽っていいよな…
以前のブログでも書きましたが、慶秀さんの『きみ…』は名曲です。
僕の大好きな歌です。
『ミュージックバザール』 http://music-baz.jp/artist.php?bid=628
↑ここのサイトから視聴や購入もできますので、よかったらどうぞ。
慶秀さん…、慶秀さんの歌はやっぱり生で聴く方がカッコイイや…
もう、それはできないことなんだけどね。
ギターをチューニングしているところからカッコよかった。
お母さんは、今も慶秀さんのCDを聴けないそうですよ。
息子の声が聞こえるのがツライのだそうです。
だから、いろんな人が慶秀さんの歌を唄ってくれるといいですね。
それと、お母さんとメル友になりましたよ。
時々、連絡を取り合いたいと思います。
ご実家にもアポなし訪問は失礼ですから
ちゃんとメールしてから慶秀さんに会いにいきますね。
今回は、完全プライベートな内容で、あまり人にお話することじゃないのかもしれませんが
慶秀さんの歌が、どこかで歌い継がれて行くことを願いブログを書きました。