
最近、少しずつですが スマイルカットの申し込みがあります。
今月中旬にお母さんから依頼を頂き、かず君に会いに行きました。
かず君は、小学1年生。
動きも機敏だし、大きな声も出せる(なかなかカワイイ声をしている)元気いっぱいの男の子!!
初日は、やはりカットは出来ませんでした…
髪を触られるのを嫌がるかず君、特に耳周りには敏感みたいです。
僕は、それ以前に目も合わせてもらえなかったので、まず、かず君と仲良くなることからスタートです。
「かず君のペースに合わせて、ゆっくり行きましょう」
この日は、お母さんと今後の方向性を確認して帰ったのですが
僕は、かず君の髪の長さがずっと気になっていました。
「正月には、サッパリしていたいよな…」
今まで、お父さんとお母さんが嫌がるかず君を押さえつけてカットしていたそうで、そりゃもう大変だったそうです…
他人の僕がすんなりカット出来る訳はないだろうし、でも年内にカットしてみたいし…
そこで、お母さんに提案してみました。
「かず君の寝ている間に切りませんか?」
そして、一昨日の晩 かず君が寝てからカットに行ってきました。
23時スタート予定が、かず君が早く寝てくれたので、22時30分にかず君の家へ。
部屋に入ると、かず君軽いイビキをかいて寝ています。
しっかり寝ているので、早速カット開始です!
まず、一番気になっていた前髪から…
「爆睡している人を切るの初めてだな…」なんて考えながら、切った毛が顔にかからないように注意してカットしていきます。
チョキチョキ…
チョキチョキ…
思っていたよりも順調です。
前髪は、難なく終わり、そのままの流れでトップへ!
かず君は、時折寝返りを打ちますが、スヤスヤ眠っています。
「これは行ける!!」と思うことが油断なんですね…
調子付いて、耳周りを一気にすくい狩りでカットしかけた時
かず君は、大きく動きました。
目をショボショボし出したので、僕は慌ててソファーの後ろに隠れます。
「あ~耳周りは敏感なんだし、最後に切ればよかったな…」って後悔しながら、深夜に他人の家のソファーの後ろに隠れて息を潜める37歳のおじさん…
おじさん、かくれんぼがヘタクソでした。
目を覚ましたかず君は、速攻で僕を見つけました…
この日のカットは、これで終了…
カットは不完全でしたが、前髪とトップは切れたので、髪が目にかかることはなく、なんとなくレイヤーが軽さをかもし出してくれたので良かったです。
でもね…
「行ける!!」と油断したことが今回の反省なんです。
野球でも、「勝てる」と思って挑んだ試合は、負けることが多いです。
油断が集中力を欠いて、隙を作るのでしょうね。
最後の最後まで、慎重にいかないと…
かず君、今度はかっこよく切るからね☆